使い慣れた場所に全部つなぐ
Hermes Agent はあなたが普段使っているメッセージングアプリ、モデルプロバイダ、ツールプロトコルにそのままつながる。記憶もスキルも同じまま、どこから話しかけても続きが始められる。
メッセージングプラットフォーム
Hermes は Telegram、Discord、Slack、WhatsApp、Signal、Email、CLI の gateway として動かせる(README にも記載)。あるプラットフォームで会話を始めて、別のプラットフォームで続きを話しても、記憶はついてくる。
Hermes はそのまま WhatsApp gateway を動かせる。インストーラが Node.js v22 を狙い撃ちで入れてくるのは WhatsApp bridge を動かすためだ。README でも Telegram、Discord、Slack と並んで挙げられている。
settings インストール後に hermes gateway を実行
Telegram
README では一級のメッセージングプラットフォームとして扱われる。hermes setup または hermes gateway のウィザードで bot token を貼り付けるだけでつながる。
settings hermes setup で @BotFather から取得した bot token を貼る
Discord
README では一級のメッセージングプラットフォーム。Hermes を Discord bot として動かせる。チャンネル、スレッド、DM のすべてで動く。
settings discord.dev で bot を作り、token を hermes setup に貼る
Slack
README に記載があり、pyproject の専用 extra(slack)としても用意されている。Slack ワークスペースアプリとして入れれば、チャンネルから Hermes に直接話しかけられる。
settings Slack アプリを作ってワークスペースに入れ、hermes setup で token を追加
Signal
README では一級のメッセージングプラットフォーム。Signal relay 経由でつなぐと、Hermes が暗号化された DM やグループに返答できるようになる。
settings hermes gateway の流れでデバイスをリンク
iMessage
Hermes README や公式ドキュメントには載っていない。Hermes チーム的には macOS は CLI とチャット gateway 経由が基本で、iMessage はコミュニティがサードパーティ relay 経由で繋いでいる。
settings コミュニティの bridge 頼み。公式ルートはまだない
Microsoft Teams
Hermes の README や pyproject extra には載っていない。上流には一級の Teams 統合ドキュメントはない。
settings 公式統合なし
Matrix
pyproject の専用 extra(matrix)として配布されている。uv pip install -e ".[matrix]" で入れると Matrix gateway が有効になる。
settings [matrix] extra を入れて homeserver を設定
WebChat
README にもインストールドキュメントにも明記されていない。Hermes CLI は一級の channel だが、ブラウザ UI はメインのインターフェイスではない。
settings 専用の Web UI は用意されていない
モデルプロバイダ
Hermes はモデル中立。README には Nous Portal、OpenRouter、z.ai/GLM、Kimi/Moonshot、MiniMax、OpenAI、カスタム endpoint が並ぶ。Anthropic と Mistral は pyproject.toml の依存としてそのまま同梱される。
Tip: どのモデルを選べばいいか迷う? Nous Portal は Nous Research 自身の Hermes モデルを動かすもので、既定ではこれが使われる。OpenRouter はキー 1 本で 200 以上のモデルにつながる。Anthropic Claude と OpenAI GPT は pyproject の直接依存として同梱される。クラウド依存をゼロにしたいなら、OpenAI 互換 endpoint(例:Ollama)経由でローカルモデルを動かせる。
Anthropic
anthropic の Python SDK は pyproject.toml の直接依存なので、Claude はネイティブ対応のモデルプロバイダになる。
settings console.anthropic.com で API key を取り、hermes model から追加
OpenAI
openai の Python SDK は pyproject.toml の直接依存で、README でも対応プロバイダとして明記されている。
settings platform.openai.com で API key を取り、hermes model から追加
Hermes の README にも pyproject 依存にも一級プロバイダとしては載っていない。Gemini は OpenAI 互換の proxy や OpenRouter 経由なら使える。
settings OpenRouter か互換 proxy 経由で使う
xAI
Hermes の README にも pyproject 依存にも一級プロバイダとしては載っていない。Grok は OpenRouter かカスタム OpenAI 互換 endpoint 経由で使える。
settings OpenRouter か互換 endpoint 経由で使う
OpenRouter
README に「OpenRouter(200+ モデル)」と明記されている。API key 1 本でほとんどの主要モデルプロバイダにアクセスできる。
settings openrouter.ai で API key を取り、hermes model から追加
Mistral
pyproject の専用 extra(mistral)として配布されている。uv pip install -e ".[mistral]" で入れると Mistral プロバイダが繋がる。
settings [mistral] extra を入れ、hermes model で key を追加
DeepSeek
Hermes の README にも pyproject 依存にも一級プロバイダとしては載っていない。DeepSeek は OpenAI 互換 endpoint を提供するので、カスタム endpoint として登録して使える。
settings hermes model でカスタム endpoint として設定
Perplexity
一級プロバイダとしては記載されていない。Perplexity はどちらかというと検索製品で純粋なモデルプロバイダではない。Hermes 内の Web 検索は exa-py と firecrawl-py の依存が担当する。
settings 内蔵の Web 検索ツールを使う
Hugging Face
一級プロバイダとしては記載されていない。OpenAI API を話す Hugging Face の inference endpoint を用意すれば、カスタム endpoint として登録できる。
settings hermes model でカスタム endpoint として設定
Local Models
README には「または自分の endpoint」と書いてあり、Ollama は OpenAI 互換 API を公開するので、そのままクラウド依存ゼロのローカル endpoint として使える。
settings Ollama を入れ、hermes model で http://localhost:11434 を指定
Sandbox バックエンド
README によれば Hermes は 6 種類の terminal sandbox バックエンドに対応する:local、Docker、SSH、Daytona、Singularity、Modal。コマンド実行をホスト環境から切り離したいときに選ぶ。
Cloudflare
公式統合としては記載されていない。上流の repo には Cloudflare Workers デプロイパスは含まれていない。
settings 公式の Cloudflare ルートはない
スマートホーム
Hermes には optional な homeassistant extra が用意されている(pyproject.toml)。Home Assistant インスタンスを接続すれば、照明、サーモスタット、鍵、シーン、オートメーションを自然言語で操作できる。
Home Assistant
pyproject の専用 extra(homeassistant)として配布されている。uv pip install -e ".[homeassistant]" で入れれば、照明、サーモスタット、シーン、オートメーションをチャットで操作できる。
settings [homeassistant] extra を入れ、HA の token を追加
Philips Hue
専用統合ではない。Philips Hue は Bridge を Home Assistant に接続すれば、homeassistant extra から操作できるようになる。
settings Home Assistant 経由で Hue を公開
開発者ツール
Hermes はオープンな MCP(Model Context Protocol)と ACP(Agent Connect Protocol)経由でツールを公開している。MCP 対応のエディタやツールなら何でも話しかけられる。詳細は docs/user-guide/features/mcp を参照。
GitHub
一級統合ではない。コミュニティ製の GitHub MCP サーバーを [mcp] extra 経由で接続するのが公式の流れ。Hermes の docs/user-guide/features/mcp ページに手順がある。
settings [mcp] extra を入れ、GitHub MCP サーバーを接続
VS Code
一級統合ではない。Hermes は MCP 経由でツールを公開しているので、MCP クライアント対応のエディタならどれでも操作できる。コミュニティ製の bridge は Hermes repo や agentskills.io を探してみてほしい。
settings MCP 対応の VS Code 拡張を使う
Docker
Docker は README に挙げられた 6 種類の terminal sandbox バックエンドの 1 つ(local、Docker、SSH、Daytona、Singularity、Modal)。ホスト環境からコマンド実行を切り離したいときに選ぶ。
settings Hermes の設定で sandbox を docker に
生産性
Honcho 経由の長期記憶、agentskills.io からの手続き的スキル、cron スケジュール、SOUL.md によるキャラ設定。これらが組み合わさって、Hermes はあなたのプロジェクト、好み、仕事の流儀を覚えてくれる。
Notion
一級統合ではない。Hermes は MCP サーバーに対応しているので、コミュニティの Notion MCP サーバーを使うのが推奨ルート。
settings コミュニティ製の Notion MCP サーバーを接続
Obsidian
一級統合ではない。vault を普通のファイルとして Hermes に読ませるだけでもかなり使える。グラフに沿ったアクセスが欲しいならコミュニティ製の Obsidian MCP サーバーを使う。
settings コミュニティ製の Obsidian MCP サーバーを接続
Trello
一級統合ではない。上流には Trello の extra もドキュメントページもない。
settings 公式統合なし
音楽・オーディオ
公式にはドキュメント化されていない。音楽コントロールが必要なら、コミュニティはカスタム MCP サーバーか agentskills.io の skill を自分で書くのが定番。
Spotify
一級統合ではない。上流には Spotify の extra もドキュメントページもない。
settings 公式統合なし
OS
Hermes は Linux、macOS、Windows 上の WSL2、そして Termux 経由の Android で動く(README 記載)。ネイティブ Windows は明確に非対応。
macOS
インストーラは macOS をそのままサポートしている。クイックインストールスクリプトが macOS を検出して標準の uv 系フローを走らせる。メインのインターフェイスは CLI。
settings curl のインストールスクリプトを実行
iOS
ネイティブ iOS アプリの上流ドキュメントはない。iOS からは、常時稼働のホストに任意のチャット gateway(Telegram、Signal など)を繋いで Hermes に話しかける形になる。
settings 別ホストで Hermes を動かし、iOS のチャットアプリから接続
Android
README では Termux 経由の Android を明示的にサポートしている。インストールスクリプトは Termux を自動検出し、.[all] ではなくテスト済みの .[termux] extra に切り替える。
settings Termux 内でインストールスクリプトを実行
Linux
Linux は一級サポート。インストールスクリプトは主に Linux で検証されていて、uv で Python 3.11 を管理し、venv は ~/.hermes/hermes-agent/ 下に作られる。
settings curl のインストールスクリプトを実行
カスタム統合が欲しい?
Hermes Agent は MCP と ACP 経由でツールを公開している。自分の統合は skill か MCP サーバーとして書ける。真実のソースは Nous Research の repo だ。